2021-08-05 第204回国会 参議院 厚生労働委員会 閉会後第2号
これに先立ち、ようやく、これもずっとこの委員会でも要求し続けてきましたが、これに先立って、沖縄、硫黄島、キリバス共和国のタラワ環礁で収容された遺骨について試行的にDNA鑑定を実施し、これまでにタラワ環礁の二柱と硫黄島の二柱について御遺族との間で身元が特定されました。 そこで、重要になるのは御遺族の方々への広報の在り方です。
これに先立ち、ようやく、これもずっとこの委員会でも要求し続けてきましたが、これに先立って、沖縄、硫黄島、キリバス共和国のタラワ環礁で収容された遺骨について試行的にDNA鑑定を実施し、これまでにタラワ環礁の二柱と硫黄島の二柱について御遺族との間で身元が特定されました。 そこで、重要になるのは御遺族の方々への広報の在り方です。
これキリバスのタラワ環礁ですね。この見付かった遺骨も七十八年の時を経て身元が判明をして、九十二歳になる弟さんの元へ戻っています。これ弟さん、二〇一九年に検体を提出しまして昨年九月に判明したとのことです。これ九十代の弟さんが生きていたということで、これなかなかない奇跡の対面だと思います。 こうしたことからも分かるように、遺品がなくてもDNA鑑定で身元が判明をしていると。
海外における遺骨収集事業については、昨年度は、キリバス共和国タラワ環礁にて収容された米国DPAA管理下の御遺骨で、身元が判明した二柱の御遺骨を受領し、御遺族に返還したところでありますが、それ以外の地域では、新型コロナウイルスの感染症の拡大の影響により遺骨収集が実施できない状況にあります。 国内においては、硫黄島及び沖縄において遺骨収集を行っております。
今年度の遺骨収集事業につきましては、海外ではキリバス共和国タラワ環礁におきまして収容されました米国DPAA管理下の御遺骨で、身元が判明した二柱の御遺骨を受領し、御遺族に返還したところでございます。それ以外の地域では、新型コロナウイルス感染症の拡大の影響によりまして遺骨収集が実施できない状況もございます。国内におきましては、硫黄島及び沖縄において遺骨収集を行った次第でございます。
ようやくこのアジア太平洋地域、キリバス共和国ギルバート諸島のタラワ環礁で収容された米国のDPAAの管理下のアジア系の遺骨、この身元の特定について、昨年の八月にこれ厚労省からも発表されました。この二柱と、さらに硫黄島での柱もDNA鑑定で認められたということなんですけれども、この件について更にDNA鑑定を広げてやっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
このDNA鑑定ですけれども、もう公募で今までもやっておりまして、平成二十九年でしたっけね、沖縄でスタート、それで、あと今、硫黄島とキリバス共和国ギルバート諸島のタラワ環礁、これが令和二年、昨年ですね、これも新たに加わったということで、今、御遺骨について実施をいたしております。
○政府参考人(岩井勝弘君) 戦没者遺骨のDNA鑑定につきましては、全国紙、ブロック紙及び地方各紙に、沖縄、硫黄島及びキリバス共和国ギルバート諸島タラワ環礁の戦没者遺骨のDNA鑑定の申請を呼びかける広告を掲載するなど、広報に取り組んでおります。 今後とも効果的に広報に努めてまいります。